男性更年期は何科に行く?泌尿器科・内科・メンズヘルス外来の選び方を解説

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最近なんだか疲れやすくて、体がだるい。気分も沈みがちで、やる気が湧いてこない。もしかしたら、それは男性更年期のサインかもしれません。

ただ、いざ病院に行こうと思っても「何科を受診すればいいのだろう」と迷う方も多いですよね。実は、症状の出方によって適した診療科が変わるので、自分の状態に合わせて選ぶことが大切です。この記事では、それぞれの診療科の特徴や選び方について詳しく紹介していきます。

目次

男性更年期は何科に行けばいい?

男性更年期の症状はとても幅広いので、どこに行けばいいのか悩むのは当然のことです。体のだるさ、精神的な落ち込み、性機能の変化など、人によって現れる症状はさまざまですよね。

1. 症状によって受診する科が変わる理由

男性更年期は、テストステロンという男性ホルモンの減少が原因で起こります。しかしその影響は全身に及ぶため、症状の現れ方も人それぞれ異なります。だからこそ、一番つらいと感じている症状に合わせて受診先を選ぶのが効率的です。

たとえば、体のだるさが中心なら内科、性機能の悩みなら泌尿器科といった具合です。症状に応じた専門的な診察を受けることで、より的確な診断と治療につながります。

2. 性機能の症状がある場合は泌尿器科

性欲の低下やEDといった性に関する症状が気になっている場合は、泌尿器科が適しています。泌尿器科では男性の生殖機能や性機能を専門的に扱っているため、男性更年期の知識も豊富です。

頻尿や残尿感といった泌尿器系の悩みも、泌尿器科で対応してもらえます。こうした症状は日常生活の質に直結するので、早めに相談するのがおすすめです。

泌尿器科の中には、男性更年期の治療に力を入れているクリニックも増えています。専門的な知識と経験に基づいた診療を受けられるので、安心して相談できるでしょう。

3. 体のだるさや疲労感が中心なら内科

全身のだるさや疲労感、筋力の低下といった身体症状が主な場合は、内科を受診するとよいでしょう。内科では、血液検査を通じて全身の健康状態をチェックできます。

特に内分泌内科では、ホルモンのバランスを専門的に診てもらえるため、男性更年期の診断に適しています。テストステロン値の測定も内科で対応可能です。

ただし、すべての内科で男性更年期に詳しいわけではないので、事前に対応しているか確認しておくと安心です。

4. 精神的な不調が強い場合は心療内科・精神科

気分の落ち込みや不安感、イライラといった精神症状が特につらい場合は、心療内科や精神科が適しています。精神的な症状は、日常生活や人間関係にも影響を及ぼしますよね。

心療内科では、カウンセリングや投薬治療を通じて精神面をサポートしてもらえます。気分の変化や睡眠の質の低下など、心に関する悩みを丁寧に聞いてもらえる環境が整っています。

ただし、精神症状だけでなく身体症状も併せて出ている場合は、他の診療科との連携が必要になることもあります。

メンズヘルス外来(男性更年期外来)という選択肢

最近では、男性特有の健康問題に特化した「メンズヘルス外来」や「男性更年期外来」を設けるクリニックが増えています。これらの外来は、男性更年期の症状に包括的に対応してくれる心強い存在です。

1. メンズヘルス外来とはどういう場所なのか?

メンズヘルス外来は、男性の健康問題全般を扱う専門外来です。男性更年期だけでなく、EDやAGA(男性型脱毛症)など、男性特有の悩みを幅広く相談できます。

男性にとって、性に関する悩みや体の変化はなかなか話しづらいものですよね。メンズヘルス外来では、そうした悩みを気兼ねなく相談できる環境が整っているのが特徴です。

男性更年期に詳しい専門医が在籍しているため、的確な診断と治療を期待できます。

2. 複数の症状がある場合に向いている理由

「体もだるいし、気分も沈むし、性欲も落ちている」といったように、複数の症状が同時に出ている場合は、メンズヘルス外来が最適です。一つの診療科では対応しきれない悩みも、包括的に診てもらえます。

どの症状が一番つらいか自分でも判断できないときは、まずメンズヘルス外来を受診するのが効率的でしょう。症状の組み合わせや重症度に応じて、最適な治療方針を提案してもらえます。

複数の診療科を回る手間が省けるのも、大きなメリットですよね。

3. 専門医が在籍しているという安心感

メンズヘルス外来には、男性医学や男性更年期障害に精通した医師が在籍しています。日本泌尿器科学会や日本性機能学会などの認定を受けた専門医もいるため、信頼性が高いです。

専門的な知識と経験を持つ医師に診てもらえることで、より正確な診断と効果的な治療が期待できます。男性特有の悩みを理解してもらえる環境は、それだけで心強いものです。

それぞれの科で受けられる検査と治療

診療科によって、受けられる検査や治療の内容も異なります。自分の症状に合った検査を受けることで、より適切な治療方針が見えてきますよね。

1. 泌尿器科での検査内容とホルモン補充療法

泌尿器科では、血液検査を通じてテストステロン値を測定します。この値が低い場合、男性更年期と診断される可能性が高いです。

治療としては、テストステロン補充療法が中心になります。注射や塗り薬を使ってホルモンを補うことで、症状の改善が期待できます。性機能に関する悩みには、ED治療薬が処方されることもあります。

泌尿器科では、男性特有の症状に特化した治療を受けられるのが強みです。

2. 内科で受けられる全身的なチェック

内科では、血液検査や尿検査を通じて全身の健康状態を確認できます。テストステロン値だけでなく、肝機能や腎機能、血糖値などもチェックします。

男性更年期の症状が、他の病気によるものではないかを見極めるのも内科の役割です。たとえば、糖尿病や甲状腺機能低下症なども似たような症状を引き起こすため、鑑別が必要になります。

生活習慣の改善についてアドバイスをもらえるのも、内科の特徴ですよね。

3. 心療内科・精神科でのカウンセリングと投薬

心療内科や精神科では、心理テストやカウンセリングを通じて精神状態を評価します。気分の落ち込みや不安感の程度を客観的に把握できるので、適切な治療につながります。

治療としては、抗うつ薬や抗不安薬が処方されることがあります。また、カウンセリングを通じてストレスへの対処法を学ぶことも大切です。

精神症状は、周囲の理解を得にくいことも多いですよね。専門家に相談することで、心の負担を軽くできるかもしれません。

病院を選ぶときに見ておきたいポイント

病院選びは、治療の成否を左右する重要なステップです。自分に合ったクリニックを見つけることで、安心して治療に臨めますよね。

1. 男性更年期に詳しい医師がいるかどうか

最も大切なのは、男性更年期障害や男性医学に詳しい医師が在籍しているかどうかです。クリニックのウェブサイトで、医師のプロフィールや専門分野を確認してみましょう。

「男性更年期外来」や「メンズヘルス外来」といった専門外来があるかどうかも、重要な判断材料になります。専門性の高い医師に診てもらえることで、より的確な診断と治療が期待できます。

2. テストステロン値を測定できる体制があるか

男性更年期の診断には、テストステロン値の測定が欠かせません。血液検査で正確に測定できる体制が整っているかを確認しましょう。

また、検査だけでなく、ホルモン補充療法などの治療オプションが用意されているかもチェックしておくとよいですね。必要な検査と治療をワンストップで受けられるクリニックが理想的です。

3. 通いやすさとオンライン診療の有無

男性更年期の治療は、一度の受診で終わるものではありません。定期的に通院する必要があるため、自宅や職場から通いやすい場所にあるクリニックを選ぶのがおすすめです。

最近では、オンライン診療に対応しているクリニックも増えています。忙しくて通院する時間が取れない方や、対面での相談に抵抗がある方にとって、オンライン診療は便利な選択肢ですよね。

受診の流れと初診で準備しておくこと

初めて受診するときは、どんな流れになるのか気になりますよね。あらかじめ準備しておくことで、スムーズに診察を受けられます。

1. 初診では問診と血液検査が基本

初診では、まず問診が行われます。どんな症状がいつから出ているのか、日常生活にどの程度影響しているかなどを詳しく聞かれます。

その後、血液検査でテストステロン値やその他のホルモンの値を測定します。全身の健康状態を把握するために、肝機能や腎機能などもチェックされることが多いです。

検査結果が出るまでには数日かかることもあるので、次回の受診日を決めて帰ることになります。

2. AMSスコアを使った症状のチェック

多くのクリニックでは、AMS(Aging Males’ Symptoms)スコアという質問票を使って症状を評価します。全17問の質問に答えることで、症状の重症度を数値化できます。

このスコアが高いほど、男性更年期の症状が強く出ていることを示します。50点以上の場合は、すぐに専門外来の受診が勧められます。

事前にインターネット上でセルフチェックできるサイトもあるので、試しておくとスムーズですよね。

3. 午前中の受診が推奨される理由

テストステロン値は、朝が最も高く、夕方にかけて低下していく性質があります。そのため、正確な診断のためには午前中に採血するのが理想的です。

できれば午前9時から11時頃の時間帯に受診することをおすすめします。クリニックによっては、採血の時間帯を指定されることもあるので、予約の際に確認しておきましょう。

治療にかかる費用と保険適用について

費用面も気になるポイントですよね。男性更年期の治療は、基本的には保険診療で対応できます。

1. 基本的には保険診療で対応できる

男性更年期障害の診断や治療は、多くの場合で健康保険が適用されます。血液検査やホルモン補充療法も保険診療の対象です。

ただし、一部の治療薬や検査項目については自費診療になることもあります。事前にクリニックに確認しておくと安心ですよね。

2. 初診時の費用の目安

初診時の費用は、保険適用で3,000円から5,000円程度が一般的です。これには診察料と血液検査の費用が含まれます。

自費診療の場合は、10,000円から20,000円程度かかることもあります。クリニックによって料金設定が異なるので、ホームページなどで確認しておくとよいでしょう。

3. ホルモン補充療法を行う場合の費用

テストステロン補充療法を受ける場合、保険適用で1回あたり1,000円から3,000円程度です。注射の場合は2週間から4週間ごとに通院する必要があります。

塗り薬タイプの場合は、1ヶ月分で3,000円から5,000円程度かかります。継続的な治療が必要になるため、トータルの費用も考えておくことが大切ですよね。

受診を迷っている方へ:こんな症状があれば早めに相談を

「まだ病院に行くほどではないかも」と思っている方も多いかもしれません。でも、以下のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。

1. 3か月以上続く疲労感や無気力

疲労感や無気力が3か月以上続いている場合は、注意が必要です。一時的なものではなく、慢性化している可能性があります。

体を休めても疲れが取れない、朝起きるのがつらいといった症状は、男性更年期のサインかもしれません。放っておくと症状が悪化することもあるので、早めに相談しましょう。

2. 日常生活に支障が出始めたとき

仕事や家事に集中できない、人と会うのが億劫になってきたなど、日常生活に影響が出始めたら受診のタイミングです。症状が軽いうちに対処することで、回復も早くなります。

特に、抑うつ症状が強く出ている場合は、できるだけ早く専門医に相談することが大切です。

3. 性機能の変化に気まずさを感じたとき

性欲の低下やEDといった性機能の変化は、なかなか人に相談しづらいものですよね。でも、これも男性更年期の代表的な症状です。

パートナーとの関係に影響が出る前に、専門医に相談してみることをおすすめします。適切な治療を受けることで、改善できる可能性が高いです。

まとめ

男性更年期の症状は、人によって実にさまざまです。だからこそ、自分の症状に合った診療科を選ぶことが大切ですよね。性機能の悩みなら泌尿器科、体のだるさなら内科、精神的な不調なら心療内科といったように、まずは気になる症状から受診先を決めてみましょう。

もし複数の症状があって迷う場合は、メンズヘルス外来を選ぶと包括的に診てもらえます。男性更年期に詳しい医師が在籍しているか、テストステロン値を測定できるかといったポイントをチェックして、自分に合ったクリニックを見つけてくださいね。症状が軽いうちに対処することで、より快適な毎日を取り戻せるはずです。

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